アシアナ航空
アシアナ航空の概要について紹介します。全日空(ANA)と同じスターアライアンス所属です。子会社である格安航空会社エアプサンとは一部路線でコードシェアしています。
地理的に韓国と近い福岡空港からは、福岡-プサン、福岡-チェジュ島という魅了的なラインも出ています。
エアライン名称 | アシアナ航空 Asiana Airlines |
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IATA航空会社コード | OZ |
設立 | 1988年 |
本拠地 | ソウル |
アライアンス | スターアライアンス |
搭乗クラス |
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マイレージサービス | アシアナクラブ |
提携カード |
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主な運航機材 | エアバスA320-231、ボーイング777-400、ボーイング747-200ER |
主な日本路線 |
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アシアナ航空と全日空(ANA)は同一のアライアンスに属していますので、例えば、仁川(ソウル)発タシケント着のアシアナ航空便搭乗時もANAカードを提示すれば、マイル(ANAマイル)を貯めることができます。
提携航空会社であるアシアナ航空便を搭乗する際のブッキングクラスと加算マイルの関係は以下のとおりです。
搭乗クラス | 積算対象ブッキングクラス | 区間基本マイレージに対する積算比率 |
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ファーストクラス | P、F、A | 150% |
ビジネスクラス (普通運賃) | J、C、D、Z、U | 125% |
エコノミークラス (普通運賃) | Y、B | 100% |
エコノミークラス (キャリアペックス運賃) | K、H、E、M、S、Q | 70% |
エコノミークラス (割引運賃) | V、W、G、T | 50% |
この情報をご覧になっている方のほとんどは、日本-韓国路線に搭乗予定の方でしょう。アシアナ航空の日本と韓国を結ぶ路線は、全てANAとのコードシェア便となっています。
つまり、ANAカード会員の方が、ANAの正規割引運賃であるエコ割運賃、ビジ割運賃の中から、便名が「NH」で始まる(アシアナ航空と全日空の)コードシェア便を選んで搭乗すれば、上記の表内の規定マイルに加えて、ボーナスマイルも獲得できるということです。一般カード会員なら+10%、ゴールドカード会員なら+25%、プラチナカード会員なら+50%ですね。ゴールドカード会員がビジネスクラスに搭乗すれば、125+25=150%増量となりますね。
年に2、3回しかアシアナ航空を利用しない方は、アシアナクラブのマイルを貯めるよりもANAのマイルを貯めたほうが得策でしょう。ANAマイルなら、ANAマイレージモール、ANAカードプラス、電子マネー(QUICPay、iD、Edy、Suica)、Tポイント・楽天ポイント等からの交換などマイルを貯める方法が多数用意されていますので。
また、アシアナクラブのマイルは相当数貯めてから特典航空券に交換するしかありませんが、ANAマイルでしたら、アップグレード特典、パートナー特典(Edy)、ショッピング特典など少ないマイルも有効活用する手立てがありますしね。
ただし、旭川、福島などの地方空港周辺在住者で、海外旅行といえば、専らインチョン空港をハブにしている方は、アシアナクラブ提携カードもおすすめです。